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バックオフィス効率化

バックオフィス効率化トピック①

バックオフィス効率化の重要性について

会社や事業を経営されている皆様へ

経理を担当されている皆様へ

会計・税理士事務所の皆様へ

近い将来、日本の労働力人口は人口減少を背景に
必ず減少します。必ずです。

すでに、仕事を獲得しようと思えば獲得できるが、
人が足りていないため受注を断っている方も多いのでは
ないのでしょうか。

この労働力不足解消のため、政府は“働き方改革”と題し、
働く人びとが、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、
自ら選択できるという改革を進めている最中でした。

この改革では、労働生産性を向上し、働き手を増加する、
一方で長時間労働を解消することを重要な課題として
あげています。

奇しくも2020年にこの改革を後押しする出来事が
起こってしまいました。

新型コロナウイルスの世界的な蔓延です。

法律や制度のあてはめだけでは進まなかった働き方改革も、
新型コロナウイルスはこれを一変させ、大企業のみならず
中小企業においても、真の意味での働き方改革が求められます。

既に、在宅勤務の拡大やそれに伴う通勤時間の削減、
リモート会議の日常化、家族という帰属意識の高まりなど、
いままで働き方や幸せの価値観を大きく変えているのでは
ないでしょうか。

このような価値観の変化を感じ取り、
経営者は変化に対応する必要があります。

一方で、在宅勤務実施時の障害として、
「オフィスに保存してある紙書類を確認できない」
「契約書や紙書類へのハンコがもらえない」
といった意見を良く聞きます。

そこで一層脚光を浴びているのが
バックオフィス業務の電子化・クラウド化です。

バックオフィス業務のクラウド化の代表例として
あげられるのが、クラウド会計です。

クラウド会計で大きな価値の提供を行っているのは、
現在2つ、マネーフォワードとfreeeです。

どこかでこの名前を目にしたことがあるかと思います。
このクラウド会計を導入することで解決される課題は
以下のとおりで、
ノンコア業務(*)を省力化し、コア業務に労働力を回せる
といったメリットがあります。

労働力不足への対応

■ ノンコア業務の大部分をクラウド会計システムが
  対応してくれる。

■ 単独で処理を行っていた請求業務、給与計算業務、
  経費精算業務をワンストップで連携して処理してくれる。

■ 自動処理の設定をしているため、担当の業務内容が
 可視化され、引継ぎ作業が容易となる。

多様な働き方への後押し

■ 文字どおりクラウドで処理がされるため在宅勤務でも
  効率的に業務が可能。

(*)ノンコア業務とは、重要な業務ではあるが、
その業務単体として利益を生まず、定型化しやすい
業務のこと。経理業務、請求書作成業務、勤怠管理・
給与計算業務、経費精算業務などを指すことが多い。

以上のとおり、解決できる課題やメリットをあげましたが、
今日、最もお伝えしたい点は、
メリットやデメリットの話ではなく、
世の中にある100%のノンコア業務がクラウド化、電子化
していく未来が間違いなくそこまできているということです。

(私も経験はありませんが)おそらく20年ほど前は、
紙とペンで経理業務や税務申告を行い、請求書や給与明細は
手書きで作成していたのではないかと想像します。
コンピューターが普及して、手書きの請求書や給与明細、
税務申告はほとんど見かけなくなりました。

紙かコンピューターかの選択が求められていた時代と同様、
コンピューターがあらゆる業界に広まった現在では、
従来のインストール型の会計ソフトを継続するのか、
クラウド型の会計ソフトを導入するのか
を選択する時代になってきています。

多様な働き方を求める時代背景からも、
先ずはノンコア業務に関しては、クラウド会計に近い将来
置き換わるということは断言できます。

規模の大小にかかわらず企業ではクラウド会計への切替えを
検討しはじめています。
早めにクラウド会計に置き換え、労働生産性をあげ、
コア業務への投資を行っていく必要があります。
また、デジタルネイティブ世代が就職したときに
ノンコア業務が非効率であれば飽きられてしまいます。
人材採用の観点でも、ノンコア業務の効率化は重要です。

また税理士・会計事務所においても、
経理システムのクラウド化に遅れをとらないことが
今後のキーワードとなってきます。
クラウドを提案できない事務所や、人手による記帳業務に
特化している事務所は、この急激な変化に取り残される恐れ
が高まってきています。
そのため、先ずは事務所のノンコア業務を試験的に
クラウド化することはいかがでしょうか。

その際は、マネーフォワードとfreeeの両方を導入し、
提案力を上げることを検討する必要があります。

次回は、マネーフォワードとfreeeの簡単な比較をしていきたいと思います。